2016年2月26日金曜日

開業して29ヶ月

開業したのが2014年9月26日なので、今がだいたい29ヶ月くらい経ったことになります。

前回は、客先常駐での仕事から、自宅で受注する仕事に変わったところでした。
今も、自宅で受注した仕事をやるのは続いています。

とはいえ、不安定なのは同じです。
自分でやっておいてなんですが、フリーランスで、組み込み開発で、スマホ開発とかほとんどできず、しかもあまり大きい産業のない福岡在住(かつ、家から出たくない)となると、なかなか仕事自体がなさそうです。
続いているのも、知人やブログで見てくれた人などのおかげです。

では、どうやって安定させるとよいか?

 

一番簡単そうなのは、仕事がずっとある状態にしておくことだと思います。
「ずっとある」にするためには、切れないようにする必要があります。
そうなると「並行で何件か受け持つ」みたいなことになってしまいそうです。

でも、それは体力が持たないし、頭も持たないです。
フリーランスの人を検索して記事を読んでいくと、失敗した例で「同時平行でやって、1箇所が火を噴いてボロボロになった」みたいなのがよく出てきました。
そういうのを読むと、ちょっと止めておきたいです。

その作戦でやるとしたら、あらかじめ件数分の1の作業しかやらない、ということにしてしまいそうです。
でも、そうなると「半分しかできないなら、もっとできる人に依頼する」となってしまうでしょう。
じゃあ、並行は2件くらいにして土日も仕事して1.0件×2に近づける、などでしょうか。
それはそれで、体がきついですね。

 

そういう意味では、客先常駐するパターンは、客先から仕事が出てくる限りは心配しなくてよいので、気は楽になります。
まあ、景気が悪くなると、すぐに仕事がなくなってしまうのですが。。
それに、そういう状況に慣れていると、「来月からもういいです」と言われると、ひどくあせると思います。
準備運動していないで海に飛び込むと、足が吊るのです。

 

単価を上げる、というのもいいかもしれません。
もし、1ヶ月の単価を2倍にすれば、同じ額を稼ぐのであれば半分働けばよいことになります。
でも・・・やはり相場というものがあるので、見積で高い額を出すのは自由ですが、それが受け入れられない確率が上がるリスクは避けられないです。
何かあったときにちょっとずつ上げるようなことはできるかもしれませんが、まあ、1.5倍とかでも無理な気がします。

 

そういう邪道?な単価の上げ方ではなく、単価が高い仕事をする、という手は正当でしょう。
どこかのネットで読んだのですが、言語で言えばPythonの単価が一番高かったそうです。
でも、言語で高いと言うよりも、単価が高い仕事を実現しやすい言語がPythonだった、とかではないかと思いました。
例えば、機械学習ではPythonがよく使われるようなのですが、そういった方面だとなんとなく単価が高そうな気がします(そもそも発注があるのか?というのは別として)。
そういう、言語とかじゃなくて、仕事として高いものを目指すのが、一番きれいな気がしました。

 

しかし・・・道のりは長い・・・。
そういうのよりも、やはり不動産とか、そういうのも考えないといけない気がしている今日この頃です。